2008年2月18日月曜日

カリスマ主婦アフィリエイターなどたかが知れてる

古いITmediaニュースの記事でこんな記事がある→アフィリエイトで月30万円稼ぐ41歳主婦

その記事内に週3~4回,6~7時間働くとある.すなわち大体月100時間で30万円を稼いでいることになり,時給に換算すると3000円

会社に入っていろいろな手当てが付くわけでもないから,仕事としてあまりおいしいとは言えない.カリスマと言えどもこの程度かよ!しかも検索エンジンで簡単に上位表示できる2005年に,今はかなり売り上げが落ち込んでいるに違いない!

最近流行の本,効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法で次のような記述がある

「(この本の著者勝間和代さんがアフィリエイトを実体験してみて)すると,直接経費を除いた儲けが月に4万1520円で,週の労働時間が約5時間ですから時給が約2000円になり,アフィリエイトはせいぜいこの程度の生産性のビジネスなのです,もちろん30~50万円以上稼ぐようなアフィリイターはいましたが,取材してみるとシステムのプロとして毎日何百ページもシステムのプロとして作っており時給に直すと同じように数千円程度でしょう,すなわちインターネットだからと言って夢のようなビジネスがあるわけではなくインターネット以外の普通のビジネスと同じような水準に生産性が落ち着いてしまう」

まあ確かにこのITmediaの記事にあるカリスマアフィリエイターのような毎日管理をしなければならないサイトを持っていたり,アフィリエイトについてそこまで詳しくない勝間和代さんのようにブログで記事を書いて本を紹介しているくらいではそれくらいの時給,即ち生産性しか出ないでしょう.

ただ勝間和代さんが言う「このビジネスは余程の規模がない限り儲からない。そして,国内でそこまでの規模を追求できる事業者はほとんどいない。」というのはかなり的を得ていると思います。それが個人アフィリエイターが付け入る隙であり,Web2.0のロングテールを具現化しているからである。すなわち個人でなら入れるけど事業としてはそれほど成り立たないというのがロングテールビジネスである,アフィリエイト/あるいはアドセンスと言ってもいいだろう。(気取って書いているが経済にそれほど詳しくないので実際その辺の事は
よく分かっていないが)

取り敢えずコストパフォーマンスをもっとあげる事は実際は可能です.そしてどれだけコストパフォーマンスを高めたサイトを製作できるかが最近の著者の研究内容でもある。コストパフォーマンスについては後の記事で書こうと思うが今回は言及しないでおく.

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