それは、見ればわかると思うがプログラミングを用いてパソコンのメーカーやらスペックやらを推薦しているところである。そしてそのページをトップページに持ってきているということも大きい。
トップページでパソコンメーカーについてなどのアンケートに答えてもらい、ユーザのトップページの滞在時間を高める事ができる。これにより検索エンジンはトップページを良質なページとみなすのである。さらにアンケートに答えるような推薦サイトでは、結果画面は大抵ページ遷移を伴い新しいページに移ってしまうのだが、このサイトではページ遷移を伴わずその場で結果を表示させている。すなわちユーザが結果を見ている時間分のユーザー滞在時間も稼げるようになるわけである。
このページ遷移を伴わないでページの内容をサーバーから取り寄せて書き換える技術はAjax(エイジャックス)と呼ばれているのだが、この技術を使うとこのように非常にインタラクティブなサイトを構築することが可能になる。
このようにパソコン選び方・購入ガイドの新規性はプログラミングをうまくサイトに取り込んだところにある。
なお、プログラミングで商品を並び立てているようなサイトも多いが、商品がリンク切れになる度に商品を入れ替えたりする作業がめんどくさいなどプログラミングを使ったからと言ってやはり保守が大変そうであるため、商品ではなくメーカーを、しかもアフィリエイトを辞めそうにない大手のメーカーを推薦することにした。この辺がコストパフォーマンスをあげるミソとなっている。
また他に工夫した点を列挙すると
- ページ数を最低限にした(20ページくらい)
「パソコン 選び方」で検索してくる人に対して、自作パソコンがどうのとか、FSBなんとかとかマニアックな専門用語を並び立てても意味が分からないだろう。そういう意味で適度な情報量を考慮した - できる限り画像を入れた
といってもこれは2台目のパソコンのLAN配置 というところだけなのであるが、パワーポイントで作った画像をjpg形式にして貼り付けた。今の時代テキストだけではナンセンスである。積極的に図を用いて説明すべき、それにより他のサイトとの差別化が図れる。
あまり列挙できなかったがまあ後はアフィリエイトの本に書かれているような基本的なことはちゃんとしてます。
クレジットカードやパソコンといったジャンルで勝つにはこのようにユーザを意識してサイトを作っているかというユーザビリティや、ユーザビリティを高めるためのWeb技術や発想が勝敗を分けます。最近出版されているアフィリエイトの本ではニッチな分野を見つけ1サイトから1万円稼ぎだして、そのようなサイトを10個作れ的なことを言っていますが、10個も作れるかって感じです。
もはや素人が簡単に何十万も稼げる時代は終わったと言えます。次回の記事で一応総まとめといきたいと思います。
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